GCSEやIBDP、APの受験料


Year 11・Grade 10とYear 13・Grade 12になると、どのカリキュラムでも卒業資格を得るために試験を受けます。ブリティッシュカリキュラムとIBカリキュラムでは、必ず、External examinationsと言って、校内採点でない、本部が主催している、公的な試験を受ける必要があります。アメリカンカリキュラムでも、Advanced Placement(AP)を取得する生徒は、試験を受けます。


なんと、この試験は、学校のカリキュラムの内なのに、生徒の家庭が試験代を払わなくてはなりません。それが結構高いのです。今回は、GCSE(IGCSE)、IBDP、A level、APの受験料をご紹介します。



GCSE

GCSEで最も安い教科の受験料は、AED 220です。どの教科を選択しているかによって、受験料は変わってきます。多くの生徒は、9〜10教科選択するので、最低でも受験料は約AED 2000となります。高い教科だと、AED 500〜700になることも。


GCSEとA levelは、Oxford AQA、Cambridge International、Pearson Edexcelのどれかが受験料を徴収するexam board(試験委員会)です。


詳しくはこちら:

ポンド表記の場合は、ポンド×4.5をするとAEDに、ポンド×183をすると日本円に直すことができます(2023年9月現在)。


Oxford AQA

Pearson Edexcel

chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://qualifications.pearson.com/content/dam/pdf/Support/Fees-for-academic-and-vocational-qualifications/uk-general-qualifications-fees-2023-24.pdf


ちなみに、British Counsilのウェブサイトには、3つとも載っていました。

これらに加え、AED 450ほどの、登録料が必要な学校もあります。



A level

A levelは、GCSEと同様、各科目によって受験料が異なります。振り幅はAED 460〜AED 1000です。3〜4教科履修する生徒が多いので、最低でも総額AED 1380、平均では約AED 2000になります。



IB MYP(国際バカロレア Middle Year Programme)

IBは、ブリティッシュカリキュラムとは異なり、IBだけが受験料を設定できます。IBの公式サイトでは、受験料は、AEDを含まない5つの通貨で設定されていますが、ドバイではAEDで支払います。


1教科あたりの価格設定になっており、どの教科でも同じ値段です。各教科、米ドルで$76、英ポンドで£46、スイスフランでCHF76、ユーロで€54、シンガポールドルで$89です。また、7教科パッケージのようなものもあり、米ドルで$456なので、1教科分お得です。


米ドル→UAEディルハムは、ドル×3.67で求めることができます。1教科あたり約AED 280ですね。




IB DP(国際バカロレア ディプロマ)

IBDPでも、IBMYPと同様、全ての教科において同じ価格が適用されています。1教科あたりの受験料は、米ドル$119、英ポンド£70、スイスフランCHF119、ユーロ€85、シンガポールドル$170となっています。


つまり、約AED 440です。私は、AED 450ずつ支払ったような記憶がありますが。大抵の人は6教科受験するため、総額はAED 440×6=AED 2640になります。


また、Core subjectsと呼ばれる、TOKやExtended Essay、CASにも受験料が発生するのですが、こちらは学校が支払うことが多いです。



AP(Advanced Placement)

APは、アメリカのCollege Boardが行っている試験です。そのため、アメリカ領とそのほかの場所で受験料が異なります。IBと同様、どの教科も同じ価格です。


試験料は、1教科あたりアメリカ領では$98、それ以外では$128です。ドバイは、アメリカ領ではありませんので、各教科$128(約AED 470)になります。AP Capstoneは、$146です。



いつ払う?

4月〜5月にかけての試験の場合は、2月〜3月に請求書が来ることがほとんどです。個人で支払うのではなく、学校に所属している場合は、学校からいつまでにどこに支払うか、指示されるので、それに従ってください。


ただ、試験料の支払いを忘れると、段々値段が上がり、最終的に試験を受けられなくなることもあるので、締め切りは守るようにしてください。


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