ドバイのインター、1年間で結局いくら?
公立私立問わず、日本の学校では、行事費、給食費などに、お金がかかります。ドバイでも同様で、やはり、学費だけが1年で子供1人にかかる費用というわけではありません。
では実際、ドバイのインターは、1年間で一体どれくらいかかるのでしょうか。今回は、小学4年生(Grade 4, Year 5)に1年間でかかる費用を計算していきます!習い事は、ご家庭によって異なるため、割愛します。
ちなみに!
日本では、公立の小学校に通う子供にかかる教育費は、1人あたり1年間で平均10万4984円(習い事は除く)となっています。中学校では、公立の場合17万19円、私立では106万8577円です。そこに塾等の習い事が、37万円前後かかっているのが、平均です。
学費
あくまで平均ですが、約AED 67,000です。日本円では、約257万円(1AED = 38.3円 2023年7月)ですね。AED50,000前後の学校もあれば、AED80,000以上のところもあります。学年が上がるにつれ、セカンダリーで学費を統一しているなどの学校を除き、大抵は学費が上昇します。
教材費
ドバイの学校には、基本的に教材費なるものはありません。それでも、学校によっては、教科書を買うよう勧めてくることもあります。教科書は、セカンダリーから必要になることが多いです。これが結構高く、一冊5000円〜1万円前後です。
施設費
施設費はありません。
制服
毎年買わなくても良いのですが、毎日着ていると汚くなるので、新調される方が多いです。
ドバイのインターは、シャツにパンツまたはスカートという制服が多く、それに寒さ調節用のジャケットを羽織ります。体操服、帽子、靴なども購入しなくてはなりません。
学校は、シャツとパンツを3枚ずつ、体操服を2つ購入することを推奨しています。シャツが1枚AED 80〜100、パンツが1枚AED100〜150です。体操服は、上下でAED200前後です。靴は、学校指定でもそうでなくてもAED150〜200程度で購入可能です。
学校が推奨している枚数の制服を買うと、1年間で必要な額は、約AED770になります。もちろん、購入する枚数やアイテムを変えると、額は増減します。
スクールバス
自宅と学校の距離によってバスの路線が変わるので、それに伴って値段も変わるのが一般的です。1年間でAED 8500ぐらいが平均です。
ごはん
お弁当を持って行かない場合、給食かカフェテリアでランチを購入という形になります。カフェテリアのランチは、サンドイッチとマフィンを買ったとして、1回 AED 25ぐらいが目安です。水は、水筒があれば学校でいつでも補充できます。毎日カフェテリアでランチを購入すると、年間180日程度学校があるので、AED 25 × AED 180=AED 4500ですね。
アフタースクール(学校)、英語サポート
有料のものは、1学期AED 1000〜2000です。英語サポートは、無料の学校も多くありますが、有料の場合、AED 4000〜5000です。
文房具など雑費
ペン、鉛筆、定規などです。ノートは学校が支給してくれます。日本から買って帰るのが1番おすすめです。AED100、4000円ぐらいです。
遠足、旅費
ドバイ内の、博物館や公園などへの遠足は、1回 AED 60 程度です。1学期に1、2回の頻度で行われます。
そして、Grade 4以上になると、1年に1度、1泊以上の旅行が開催されます。UAE国内のものだと、AED 1700前後で、海外へのトリップはAED 6000〜12000です。これらの旅行は、全て任意です。
UAE国内のものにだけ参加するとして、合計すると、AED 1880、約AED 1900です。
合計は…
では、全部足してみましょう。
67,000+770+8,500+4,500+100+1,900=82,770
※アフタースクール、英語サポート、海外へのトリップ代、教材費は含んでいません。
ということで、小学4年生で、ドバイのインターに1年間通ったときの総額は、約AED 82,770でした!日本円では、約317万円(1AED=38.3円)です。
ここに含まれていない細かいお金もあるでしょうし、学校やお子様によって、各項目、違ったお値段になってくると思います。お弁当を持って行ったりと、大分節約することも可能です。
ドバイのインターでは、大体これくらいかかるんだな〜という目安になれば幸いです!
0コメント