ドバイでの卒業式

先日、2023年5月末に私の高校の卒業式がありました。インターでは、学校にもよりますが、MYPやGCSE、DPといった1つのカリキュラムが終わる度に卒業式が行われます。その中でも最も盛大なのが、G12(Y13)、高校卒業時の卒業式です。


私の卒業式は、ダウンタウンの、とあるホテルで行われました。日本では想像できませんが、式は18時開演、終わったのは21時過ぎでした。ドレスコードはフォーマルで、女子はドレスやワンピース、スーツを、男子は皆スーツを着ます。

しかし、結局その上に長いガウンを羽織り、graduation capと呼ばれる四角い帽子を被るので、服はあまり見えません。

ガウンの上には、ストールというマフラーのような、帯のような布を掛けます。学校によっては、取得した資格によってストールの色が違ったり、成績優秀者のみストールを着けることができる場合もあるようです。


式自体は、日本の卒業式のテンションが高くなったような感じで、来賓の方や先生がスピーチをして、一人ずつ卒業証書を授与されます。

日本のように粛々と進行される式ではなく、常に歓声と拍手が鳴り響いていました。卒業証書が手渡される時には、学年主任の先生がその生徒の名前と大学の進学先を発表します。

入退場も、卒業証書授与のときも、ずっと威風堂々一曲のみが流れていました。1つ、インターらしいなあと感じたことは、様々な賞が、たくさんの生徒に授与されることです。CEO賞、ボランティアに勤しんだで賞、美術賞、先生を助けた賞など、今年作ったんじゃないかというような賞まで、本当に数多くの賞がありました。

表彰者は全員、名前と賞が刻印されたトロフィーを貰えます。私も1ついただきました。成績優秀者だけでなく、様々な賞を用意するところが、個性を重んじる海外らしくていいなと思いました。式の最後には、帽子についているタッセルという紐を右から左に動かし、帽子を投げます。タッセルを右から左に動かすと、卒業したという意味になります。

卒業式は学校主催の、かしこまった催しでしたが、卒業式の数日後には、Promと呼ばれるダンスパーティーがありました!Promについては、また別の記事でご紹介します。

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